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【第1回 電源編】
【第2回 屋内配線編】
【第3回 コンセント】

「熱血!音職人〜chumaのWDRSスタジオこだわり紹介〜」

【はじめに】
WDRSがなぜchumaの自宅スタジオで録音をしているかというと、
メンバーが離れ離れで一斉にスタジオに入れないという事情だけでなく、普通のスタジオよりもWDRSスタジオの方が良い音で録れるという自負があるからです。
今まで色々なスタジオに行きましたが、ここまで音質改善にこだわっているスタジオはありませんでした(笑) (要するに自分がマニアックなだけです…)
という訳で、今回から十数回にわたって、WDRS専用スタジオの数々のコダワリを紹介して行きます。
時には皆さんの自宅で良い音を聴くための豆知識も織り込んで行きますのでお楽しみに!(chuma)

【第1回 電源編】
音質を左右する一番のポイントは電源です。
それこそ音楽は、制作〜リスナーのスピーカーで音が出る直前まで、味気ない言い方をしてしまえば殆ど電気信号です。 その大元である電気が汚れていれば、全ての音を汚して当然ですよね。
この汚れというのは、波形の乱れのことを指します。
家庭の電気というのは本来、一秒間に50回(または60回)の波を打つ綺麗な正弦波です。
しかし、そこに色々な家庭で使われるパソコンやテレビといった機器の高周波ノイズや、振動が混ざってしまい、波がギザギザになってしまいます。
オーディオ機器は、電気が正弦波であるという前提で正しい動作をしますので、ギザった部分は、それはそれで忠実に音の信号に混ぜてしまうんですね。 これで本来の音声信号とは違う信号になってしまい、輪郭のはっきりしない、あるいは低音や高音が出切っていない音になってしまうんです。
前置きが長くなりましたが、今回はWDRSスタジオの電源の大元である、ブレーカーを紹介します。

フォト1電気を綺麗に使うためには、可能な限り「接点」を減らすことが重要です。
接点は電気が通りにくいため、振動の元になります。
誤って電線を触ってしまうと、手がブルブルって震えますよね。あれは電気を通しにくい人体を電気が通ろうとするからです。
電気を通す金属同士でも接点ではこのような現象が起きてしまいます。
振動をするということは、電気の波が乱れるということであり、ここでも電流がギザってしまうことになります。 だから、WDRSスタジオのブレーカーは接点を減らすため、親ブレーカーを通していません。 (許容量を計算してやっていますので、皆さんは決してマネしないで下さい)

フォト2電柱から来た電線をそのまま子ブレーカーに直結してるんですね。

フォト4 この子ブレーカーは、通常家庭は15Aの品がついていますが、WDRSスタジオのものは、30Aの大容量です。容量が大きいということはそれだけ電気が通り易い素材であるということであり、ブレーカー内部を通る時の振動が抑えられます。
そして、さらに、このブレーカーはクライオ処理というのを施した、オーディオグレード品なんですよ。
クライオ処理というのは、金属を−196度の環境で再凝結させる処理です(ガチーンと…笑)
金属の分子構造を綺麗な状態に固めてしまうんですね。
分子構造が綺麗な金属は、それだけ電気が通りやすく、それ故、振動も発生しにくくなります。(人体が震えるのと真逆のことですね)
そして、このスイッチの先についている白いものは何ぞや…と(笑)
だんだん、オカルト領域に入って来ましたよ〜(笑)
これはレゾナンスチップというもので、このチップ自体がセラミック製で振動しやすく出来ています。
そして、スイッチ(接点)で起きた振動を、自ら振動することで、打ち消してくれるんですね。
これも電気を汚さないためのコダワリです。
そんなものが本当に効果があるのか、って?
これがビックリする位あるんです(笑) そうじゃないと何枚も買いません。
ちなみに、ブレーカーの下に貼られている黒い石。
これはトルマリン石です。マイナスイオン発生効果や、電磁波吸収の効果があると言われています。
という訳で、 ブレーカー一つとっても、これだけのコダワリを持って音質改善に取り組んでいます!
つづく… (続けていいのか、こんなマニアックな話し…笑)


【第2回 屋内配線編】
前回はコダワリブレーカーを紹介しましたが、今回はそこからお送り出される「屋内配線」について紹介します。
通常、屋内配線は「数部屋に一本」の配線で、その部屋の電灯から全てのコンセントをまかないます。
なので、色んな分岐(接点)があったり、電灯を通ってからコンセントに行ったりと、非常に電気が汚れやすい状況にあるんですね。
しかし!
WDRSスタジオの配線は、スタジオの「たった一つのコンセント」のためだけに送り出されています!
これがその配線と同じもの。
フォト1フォト2

この配線のポイントは、純度6Nの銅を惜しげもなく使っているところです。
6NのNと言うのは、9がいくつあるか、という意味なので、6Nというのは、純度99.9999%以上の銅ということになります。
ちなみに、銅と言えば有名なのは10円玉ですが、その純度は95%と言われています。だから6Nというのは、ほぼ混じりっ気なしの純銅といえます。
   混じりっ気なしということは、分子構造が綺麗で、ストレスなく電気を送ることが出来る訳ですね。(前回復習…笑)
そして、何のこだわりか分かりませんが、この線の中心には、特殊な糸まで通っています! マニアック(爆)
フォト3

とにかく、この線を通った電気で再生される音楽は、低音はゴリゴリと鳴るし、高音は空気の質感まで伝えます。
パワーと繊細さを兼ね備えている訳ですね。
実は屋内配線なんてやったことも無いのに、宝石が買えるような値段のものを、えいやっ!で買って(笑)、 自力で天井裏に上がり、二階から一階まで配線しました。
んん〜熱血!(笑)

つづく…


【第3回 コンセント】
さて、連載再開です(笑) 前回書いた、ブレーカーから直結で電気を送り込んでいる、たった一つのコンセント。
それがこちらです。(このー幸せものー!笑)
フォト1フォト2 コンセントで音が変わるって信じられますか?
これがめちゃくちゃ変わるんです(笑)
電源系は何を変えても大きく音が変わりますが、コンセントは一番分かりやすく変わる。
低音がブリブリ鳴って高音は澄み渡るように綺麗になります。
そして、その変わり具合がコンセントの種類によっても違う。
だから我が家には色んな種類のコンセントがあります。
最高に気に入るものに出会うまで色々試した結果ですね(笑)

一番手軽なのが、こちら。
松下電工の医療用コンセント。
フォト3 ホスピタルグレードというのは、より安定的に電気を送る必要がありますから、素材やコンセントの接触面積、グリップの確実性などが違います。
それが音楽にも好作用する訳ですね。
これはオーディオマニアの間で「コンセントで音が変わる」ということが発見された記念すべきコンセントです(笑)
オーディオ専用コンセントが出た今となっては音の変化はそれなりですが、千円少しで買える名品です。

そしてこちら。
アメリカのレヴィトンというメーカーのホスピタルグレードコンセントです。
(奥は普通のコンセント)
フォト4 (普段あまり見れないコンセントの裏。シブイ…笑)
フォト5
音楽だけを聴くなら、このコンセントがコストパフォーマンス最高です!
確か3800円だったかな(笑)
BOSEのスピーカーのような、ドライブ力の高いドラムとベースの音に変化します。(ブリブリ!笑)
ただし、映像系にノイズが残るのでスタジオの正規コンセントにはなりませんでした。

その他には、
オヤイデ電気製のロジウムメッキ仕様や、
フォト6

同じくオヤイデの金メッキ仕様
フォト7

フルテック社製のメッキ無し仕様などなど…
フォト8

同じ構造でも接触部分のメッキによって音が変わるんですよ。(もはやオカルト…笑)
ロジウムは正確だけど堅ブツな音。
金は柔らかい音。

そして、そして、
あれこれ買った結果行き着いたのが冒頭のこちら。
フォト9
オヤイデ電気のロジウムメッキ仕様をフルテックがクライオ処理した夢のコラボ品です(笑)
このコンセントはレヴィトン並みにブリブリ鳴るけど、同時に非常に綺麗!
プロジェクターで映像に使っても、砂鉄のような黒いノイズがゼロになります。
今は発売していないようですが、当時これ以上の品は無く、WDRSスタジオのコンセントは全部これになりました。
その結果、色んな部屋に払い下げ品が散らばっていった訳ですね(笑)

そして最後に、
このコンセントの土台。
フォト10
これもオーディオ専用品で、コンセントベースというものです。
普通のコンセントは壁に直付けですが、壁は脆い石膏ボードに柔い壁紙が貼られているので、土台としてはヤワヤワなんです。
砂場でジャンプしても高く飛べないように、ヤワな土台だと電気も元気に流れ出れないんですね。
このコンセントベースは硬いアルミ製。
アルミは振動を上手く流すので、土台はかっちりしつつ、余計な電気の振動は逃がして共振を防ぐんです。

はぁ〜マニアック。

これだけ書くと、極度の潔癖症のようですが、普段はチャランポランですよ〜(笑)
音に対する愛情の結果です(笑)
だから熱血!

つづく…(ホントに続けていいんですよね?笑)